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給排水衛生設備

給排水衛生設備とは

生活の中には「飲む」水からトイレの排水など「出す」水もあります。
これらの衛生的な生活を支えているのが「給排水衛生設備」です。
建物及び敷地内において、給水、給湯、排水通気、衛生器具および排水再利用・雨水再利用に関連する水利用の諸設備の総称で、これらのほかに浄化槽・消火設備・ガス設備も含めます。
給排水設備はほとんど場合、単独では存在せず、自然環境及びインフラストラクチャと密接関係する必要があります。
また、計画、設計においては省エネルギー、水域・土壌汚染などの自然環境を配慮したものを考える必要があります。

水道管から蛇口まで

― 蛇口をひねると水が出る ―当たり前のことですが…

家庭に水を供給する設備が給水設備なのです。
給水設備は、私たち人間の循環器と共通している部分がいくつかあります。
たとえば、体内に血液を送る血管は給水管であり、血液を送り出す心臓は給水ポンプの役割を果たしているといえます。
人間も年が経つにつれて、血管の閉塞から起こる心筋梗塞や、脳梗塞などの成人病におかされ、時には生命の危険に及ぶことにもなりかねません。
給水管やポンプも老朽化とともに、管内が閉塞したり、ポンプが故障し、私たちの生活に支障をきたすことがあります。

■高置水槽方式

image002昭和50年代頃までに建設された共同住宅に多く採用されている給水方式です。
給水本管から引き込んだ水を受水槽へ貯留し、ポンプの動力により、屋上に設置された高置水槽へ送られます。そして、高置水槽に貯めた水は、重力を利用し、階下の各家庭に供給されます。また、昭和40年代初期の共同住宅では、地下式受水槽も多く見られました。

給水ポンプ

加圧給水ポンプ昭和60年頃までは鋳鉄製のポンプが主流でしたが、赤水を防ぐ為、最近ではステンレス製やコーティング仕様のポンプが多くなっています。

受水槽

受水槽給水本管から引き込んだ水を貯留する水槽のことです。昭和40年代は地下式受水槽が主流でしたが、衛生面に問題があるため、現在では地上式となっており、材質はFRP製の水槽が主流です。また、最近では、イニシャルコストはアップしますが、耐久性の面からステンレス製水槽も採用されるようになりました。

高置水槽

高置水槽建物の屋上にあり、受水槽から給水ポンプを経由して送られた水を、一時貯める水槽のことです。材質は、受水槽と同様です。

■給水管

屋上の高置水槽から各家庭の器具(蛇口等)まで、水を供給するための配管です。
昭和40年代は主に配管用炭素鋼鋼管(通称白ガス管)が使用されていましたが、最近では、硬質塩化ビニルライニング鋼管が主流です。また、耐久性の面 からステンレス鋼管も使用されています。
住戸内においては硬質塩化ビニル管、架橋ポリエチレン管やポリブデン管も使用されています。

管種
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硬質塩化ビニルライニング鋼管 ステンレス鋼管及び継手 硬質塩化ビニル管 架橋ポリエチレン管及び融着継手
管の構造  耐食性
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腐食の恐れが少なく、管内にスケールが発生しにくい。電食を受けやすい為絶縁に注意する必要がある。また、コア内蔵継手を使用していない場合継手部から腐食が発生しやすい。 腐食の恐れが少なく、管内にスケールが発生しにくい。電食を受けやすい為絶縁に注意する必要がある。 腐食の恐れが少なく、管内にスケールが発生しにくい。 腐食の恐れが少なく、管内にスケールが発生しにくい。

■管材の使用年表

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